<ヘルパー Rさん>

—«”¼ƒYƒ{ƒ“_³–Ê私はヘルパーを始めて16年目になりますが、そのきっかけは親の介護でした。元々「親を思うことに無駄はない」との思いがあり、親の介護は子どもがするものと思っていたので在宅での介護とも自然と向き合っていました。そしてそうした状況でも出来る仕事をと探していた時に出会ったのがヘルパーという職業でした。

決め手となったのは活動の合間にこまめに家に帰ることができ、緊急の時でも様子を見に帰れたりすぐに対応が出来ること、またその空き時間を利用して洗濯や調理など家事も出来るところでした。

たけのこで働き出してはや1年が経ちましたが、日々の気付きを大切に頑張っています。

<気付かされたこと>

ヘルパーの仕事を始めてよかったなと思ったところは、介護を客観的に見れるようになったことです。自分の親となると意識していてもどうしても感情的になってしまい、なぜ出来ないのかと受け入れられないこともありました。

ですが、利用者さんの介護をしてみて、歳をとると今まで出来ていたことが出来なくなるのだということに気づいてから、家で介護をしていても腹が立つこともなく必要以上に責めることもしなくなりました。介護の両立と聞くと大変なイメージですが、自分の中ではむしろそのバランスがあったからこそ続けられたのかなと思います。

<やりがい>

この仕事のやりがいは何と言っても「利用者さんの笑顔」と「ありがとう」の言葉だと思います。いつも朝訪問する前には今日も頑張ろう!どうしたら利用者さんが喜んで下さるだろう?と考えながら家を出るのですが、訪問先で実際に笑顔が見られたときやありがとうの言葉を頂けた時は本当に嬉しくなります。

また心のある人間相手の仕事でもあり、訪問は基本1人というところからどんな性格の方とも接していかなければならないという中で人とコミュニケーションを取ることがいかに大切か気付くようになりました。

これまでの経験を通して人間として成長できるのがヘルパーの仕事であり、豊かに生きれるようにもなったと感じています。これからも楽しいと思えるこの仕事を続けていけたらなと思います。