今月の勉強会は「高齢者と薬」をテーマに行いました。

高齢化が進む中で、私たちが接する利用者様も様々な病気を抱え薬と関わりながら生活されているということから、ヘルパーとしての薬との接し方について学びました。

高齢になると身体の機能が低下することで副作用が出やすくなります。薬の併用や食べあわせによる影響として挙げた例の中には意外と知らなかったこともあり驚きの声が上がりました。

また近年認知症の方が増えている事から認知症薬について取り上げ、出ている症状や状況に応じて都度工夫が必要であることや早期に服用するほど効果が大きいことなどを学びました。

実際の現場にて起こりうる事例を考えた際には、市販薬の購入などを挙げ医療行為とヘルパーができる行為との違いについて確認しました。在宅での介護が増えヘルパーに求められることも変化してきている今、そのグレーゾーンを見極める難しさや薬の持つ影響力の大きさについて改めて感じた勉強会となりました。