<ヘルパー Nさん>05佐野さま

今から十数年前に母が大病になり介護支援が必要になったことで施設に入る方法を選択しました。当時、施設で介護士の方々の働き方を見たり、実際に生の声を聞くことで、介護の仕事が身近に感じて、少しずつですが介護の現場で活動したいと考えるようになり、資格の勉強を始めたことが現在に至るきっかけです。

仕事をしていると、日々大変なことや悩むこともあるのですが、利用者様と交流して笑顔や感謝の言葉をいただくことで、たくさんの元気をもらいながら楽しく過ごしています。

感謝の手紙が今でも心の中に

資格を取得してから、特養施設、老健施設、グループホーム等、いろいろな現場を経験してきました。特に印象に残っている出来事としては老健施設で働いていた頃に、私が夜勤の時に、ある利用者様がお手紙と夜食のおにぎりを決まった場所に置いていただく事が時々あって、手紙には「いつも、ありがとう」「ご苦労さま」といったねぎらいの言葉を書いてくださり「お腹が空いていたら、おにぎりでも食べて元気出して」と私の事を気にかけていただいたことが嬉しくて、今もその時の手紙をいつも大切に持ち歩き、疲れた時には手紙を見直し元気をもらっています。その時に感じた「利用者様と一緒に泣き笑いが出来ること」が介護の仕事をする上で私のモットーとして日々の仕事に励んでいます。

常に考えて行動する

訪問介護はご自宅に伺い、利用者様それぞれの生活環境の中に入って快適に過ごしていただくことを大切に行います。コミュニケーションを取りながら、常にその方に合う訪問介護を考えて行動に移すことが利用者様の信頼に繋がります。

帰るときには、笑顔で「ありがとう」と言っていただける訪問介護を目指しています。

これからも、みなさんに頼りにしていただけるような存在になり、新しく入ったスッタフにも私が経験したことを少しでも共有して、訪問介護の仕事で成長するきっかけにしていただければと思っています。