加古川マラソンweb

  今年8回目のフルマラソンに出場しました。

 3人の子供に「あきらめんとチャレンジせんか!」と言ってる自分が「何かにチャレンジしてるんかな?」とふと思い走り始めたのがきっかけでした。

  フルマラソンは30キロ地点からが本番スタートと言われています。

 私は全身の苦痛や 疲労に耐えながら腕を振り足を上げる…なんで、こんなしんどいことしてるんやと弱音を吐き、くじけそうになる自分に「負けへんで、負けへんで…」と言い聞かせながらゴールを目指します。

 ランナーたちがゴールを目指して走る背中、負けそうな自分を奮い立たせて必死に手を振り足を上げるあの不細工な格好、その泥臭さが私に(人生)頑張れって応援してくれているように感じられます。

 私は30キロ地点からのこの景色が見たくて、その勇気がもらいたくて今年もスタートラインに立ちました。そして共にゴールした瞬間、心にありがとう、また来年も走ろうな!って感謝の気持ちで満たされます。

 子供と向き合うために始めたフルマラソンですがその役目を終え、今は自分自身と向き合う貴重な時間となっています。

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