「中庸の徳たるや、其れ至れるかな。
民鮮なきこと久し。」
(ちゅうようのとくたるや、それいたれるかな。たみすくなきことひさし。)
解説:過ぎるのでも足らないのでもない。
ちょうど適度であるというのは、まさに最高の徳であるよ。
それにしてもこの最高の徳を行える人が、少なくなってから、久しいことだなあ。
何事も過不足なく行えるに越したことはありませんが、バランスを取るのもまた難しいことですね。