今月の勉強会は外部より講師の方をお招きし「言霊/認知症」について学びました。

前半は思いや言葉の力、いわゆる言霊についてお話し頂きました。

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卵と食パンを用いて行った実験において、プラスの言葉を掛け続けた方は腐敗の進行が遅かったのに対しマイナスの言葉を掛け続けた方は腐敗が早く進むという結果が得られたそうです。

同様に人間においても発する言葉によって自分や周囲の人の心身に変化を与え得ること、言葉が与える影響がいかに大きいかを学び、利用者様と接する中でも言葉への配慮は忘れてはならないと感じました。

 

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後半は認知症ということで主にその予防方法を学びましたが、今まで勉強してきた認知症の方へのケア方法とはまた違う観点から教えて頂けたのが良かったと思います。

予防として記憶力・注意力・計画力という3つの力を鍛えるというお話では、1日前の日記を書くことや新聞など声に出して読んだりすることも効果的ということでヘルパーからもなるほどとの声が上がりました。

利用者様を見ていても趣味であったり人との関りが多い人ほどお元気な印象なので、訪問先においてだけでなく自分自身の生活に取り入れる参考にもなる有意義な時間となりました。