<ヘルパーOさん>

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たけのこに入職してから3年半ほどになります。

ヘルパーの仕事を始めてから長く色んな利用者様と関わって

きましたが、訪問して利用者様に喜んでいただけた時に

それがまた自分の活力になる、というのもこの仕事の

良いところだと思います。

 

<印象に残ったエピソード>

認知症が進行していた70歳代の男性を訪問していた時の事です。

ヘルパーの仕事は食事の準備、掃除・洗濯、服薬と更衣介助、リハパンの交換などでした。

当初は特にリハパンの交換や更衣を嫌がられ家族様(娘様)でも交換できないような状態で頭を悩ませていたそうです。

そのタイミングで訪問を引き継いだのですが、私が2回目の訪問に入った際にリハパンの交換にも更衣にも応じて頂くことが出来たのです。そのことを報告すると周りにどのようにして交換できたのか?と驚かれたことがあり今でも印象に残っています。

 

<やりがいを感じたこと>

92歳の女性で認知症があり足が悪く杖を使用されていた利用者さんがいました。

ご本人はタンスやTVなどが置かれた6畳ほどの居室で過ごされており、ヘルパーの仕事はゴミの片付け、洗濯、掃除でしたが、初めは鍵を掛けられ部屋にも入れて頂けない状況でした。

ある日縁側が開いていたので声掛けしたところ居室内にゴミが散乱しているのが目に入りました。

汚れたところを見られたくないと訪問を拒否されていたのです。綺麗に片づけ、ゆっくりお話を聞いてあげるうちにそのことが分かりようやく心を開いて頂くことが出来ました。

身体が弱られ生活ができなくなる前にとしばらくして娘様のところに行かれましたが、その後も幸せに暮らされているとの電話を頂き、嬉しくやりがいを感じた出来事でした。