能を以て不能に問い、多きを以て寡きに問い、
有れども無きが若く、実つれども虚しきが若くす
(のうをもってふのうにとい、おおきをもってすくなきにとい、あれどもなきがごとく、みつれどもむなしきがごとくす)
解説:才能があってもまだ不足しているとして、才能のない人にまで問い、
多くを知っていてももっと知りたいと知識の少ない人にまで尋ねる。
学問の道は、有ってもまだ無きがごとく、充ちていてもまだ空虚であるかのように、
もっともっと求めることだな。
突き詰めたつもりでもどこまでも広がっていく、学問というのは奥深いものですね。