〈ヘルパー Yさん〉

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歯科衛生士として歯科医院に勤務する中で高齢者との関わりも多く、

認知症や片麻痺を患っている方など診察に来られる様々な方と接するうちに、高齢者の方について知識を学びたいと思うようになったことがきっかけでこの仕事に就くことを決めました。

はじめは洗濯や掃除、買い物などの仕事から教えて頂き、今は徐々に排泄の介助など身体介護の仕事もさせて頂いてます。

 

介護の仕事は初めてなのですが、上司の方も優しく仕事のやり方も丁寧に指導して下さったり相談事も親身になって聞いて下さるなど、皆さんがとても温かい職場だと感じています。

ヘルパーの仕事を通して得た知識を歯科衛生士の業務の中でも生かしていきたいと考えております。

 

〈印象に残ったエピソード〉

ヘルパーの活動は利用者様の生活のお手伝いをする仕事ですが、会話の中で携帯の写メの撮り方を教えてほしいと頼まれることがありました。

口頭で説明すると同時に紙にもその方法を説明書きさせて頂いたところ大変喜んで下さったのです。

その際に「娘にもあまり聞かれへんから…」とおっしゃったのを聞き、家族には少し言いづらいお話を聞いてさしあげることも実は大切な仕事なのではないかと感じました。

そしてそのような話も気軽に話しやすい存在を目指したいと思いました。

 

〈やりがい〉

訪問中は利用者の方と1対1になるので、不安な気持ちになることもありますが、利用者様から「ありがとう」と言葉を頂くと本当に嬉しくなります。

また訪問を重ねるごとにその利用者様についての気づきや分かることが増えていことにやりがいを感じます。

誰かのために仕事をするということはとてもやりがいがあり、素晴らしい仕事だと思います。

特にヘルパーの仕事は、直接ご自宅に出向きその利用者様の生活に密接にかかわる仕事だと思いますし、

ご本人から直接感謝の言葉を頂けるのでモチベーションを上げてお仕事出来ると思います。