<ヘルパー Yさん>

私が介護の仕事に携わろうと思ったきっかけは、実家の父が晩年、介護が必要な生活をしていた状況の中で母が懸命に介護している姿を見てきたことでした。

その姿を見ていつしか無理のない正しい介護の方法を勉強したいという思いが強くなり、介護の道に進むことを決めました。資格を取りこの仕事で得た様々な経験のお陰で、大切な自分の家族の介護も最期まで自信を持って出来た気がします。

たけのこに入職し一年程が経ちますが、今難しく感じているような介護がさっと出来るような介護士になる事を目標に日々頑張っています。

<たけのこの良いところ>

スタッフの皆さんは明るい方ばかりで勉強会などで集まる時も楽しい雰囲気で盛り上がっています。事務所の雰囲気も良くて、時々立ち寄っては元気をもらっています。

勉強会では、研修内容とは別に論語の本から毎回一つづつ選んで読む時間があるのですが、それも今までにない初めての経験で楽しく勉強になっています。

また、年に一度行われる神大の落語研究会の方による落語も楽しみの一つで今年は何をするのかなと毎年心待ちにしています。

<訪問を通して>

私が訪問する時に意識しているのは、例えば入口で自分の靴をそろえること、訪問時と退室時の挨拶をきちんとすること、失礼のない言葉づかいで会話することなどです。人を相手にする仕事でもあるので一つ一つのことを丁寧にする心がけを大切にしていて、そこから出来てくる関係性もあると思うからです。

またヘルパーをしていて特に印象に残っているのはALSの利用者様とのコミュニケーションです。最初は利用者様が伝えようとされていることが汲み取れずもどかしかったのですが、訪問を重ねる内にだんだん分かるようになった時は嬉しかったです。

そんな風にして感じられるやりがいもこの仕事の魅力だと思っているので、この先も様々な経験が出来たらと思っています。