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念願の神戸マラソンに出場することができました。

神戸マラソン42.195キロはひと言で表現すれば「気宇壮大」でした。

沿道からの応援が想像を遥かに超え、

応援の波が途切れることなく

これまで経験した事のないほどの大大声援を浴びました。

それが最後の一秒まで私を支えてくれていました。

 

私はゼッケンに呼び名として『たけのこ』と書いて登録し走りました。

沿道から「たけのこ~、頑張れ~」

「たけのこみたいにグングン伸びて~」

「たけのこさん、しっかり栄養補給していって~」など

数えきれないほど温かい声を掛けて頂きました。

 

大会直前に練習の無理がたたり足を痛めてしまい、

情けなさと憂鬱な思いでスタートしました。

一歩一歩、必死走っているつもりでしたが、沿道からみると亀の歩みだったんでしょうね。

 

まずは明石海峡大橋までいこう

次は須磨水族園までいこう

ここまで来たら難関の浜手バイパスの登り坂を突破しよう、

あとはゴール、ゴールへ一直線!

グングン気持ちが前へ前へと向いてくれました。

神戸の景色が太陽に照らされ最後までキラキラと美しく、

その中を2万人のランナーのみなさんと共に走った時間に感動し、

そしてなにより、大会を支えて下さった大勢のボランティアさんの皆さんのサポートに感謝し、

その全てが私の一生の財産となりました。

この感動と感謝を胸にまた一歩一歩走り続けようと思います。