今月は理学療法士の方を講師に招き、「ボディメカニクス」について勉強会を行いました。
講義では基本編と応用編として、ベッドを用いて実際に身体を動かしながら介助時のコツを教えて頂きました。
基本動作としては主に起居動作を中心に行いました。介助の形を覚えようとすると難しく思いますが、自分の普段の動作を想像しその手順に沿って介助していくことでスムーズな対応が出来るということを体感し、なるほどと納得の声が上がりました。
また介助方法だけではなく、座位になる時や体位交換をする時など、その場に応じて利用者様の身体の状態に細かな配慮を持つことが安全な介助に繋がるということについても再確認することが出来ました。
応用編では、ヘルパーから聞き取りをしたこんな場合はどう介助したらいいかという事例について講師の方よりアドバイスを頂きました。様々な事例がある中大切なのは、いかに重心を上手く利用するかとのことでした。実習をすすめながら、ヘルパー同士でもこうしたらやりやすいよなどのアドバイスが出たり、各利用者様の介助について意見交換をしたりと充実した内容となりました。
